ロックが息を引き取ってから、5日たちました。
仕事にも復帰してるし、
ごはんもちゃんと食べられるようになった。
祭壇のお花の水だって替えてるし、
朝に晩にお供えだってします。
このブログはロックの観察日記だから。
ロックを見送った時のことも順番に書いていきます。
思い出しては文章にすることで
少しずつ少しずつ自分の気持ちを整理しているのかな。
次記事では葬儀の様子を書くと思う。
書くことで「確かにあったもの」として残るから。
タイトルの「涙腺のポイント」とは。
人によって本当に様々だなぁ・・・・と。
ロックを家に連れて帰ってきて、リビングに安置していたときのこと。
相方さんは仕事を休むわけにもいかず、
ちょこちょこ様子を見に帰ってきてくれつつ(職場は家から徒歩30秒)
悲しみをこらえながら仕事を頑張っていました。
いつも昼休みには家に戻ってきて昼食&休憩をするんですが、
その日は、昼休憩終わったばかりなのに
突然バタバタガチャガチャと裏口が。
やばい、やばい、とつぶやきながら
大慌てで、激しく泣きながら相方さんが戻ってきました。
どうしたのかとびっくりしていると、
手にしていた包みをそっと渡されました。
同僚さん二人が、「おそなえしてあげてください」と
わんこのおやつを2袋渡してくれたとのこと。
相方さんからロックが亡くなったという話を聞いて
近所のお店に買いに行ってくれたそうで。
不意打ちの優しさに涙腺爆発しそうになった相方さんは、
「すぐそなえてくる」といって飛び出してきたと。
話を聞いた私まで一緒になって大号泣。
なんて優しい。ありがたい。
相方さんが度々話していたとはいえ、
直接ロックを知っていたわけではないのに。
やばい、泣けちゃうねって大泣きして笑いました。
次に相方さんが号泣したのは、いよいよ葬儀場へと皆で出発するとき。
ロックをおさめた箱を抱えて車に乗り込む際、
表玄関からではなく、
普段ロックが散歩で出入りしていた裏口から出ようということに。
ロックが慣れ親しんだ家を出ていく・・・・
人目をはばかろうにも涙をとめることができず号泣する相方さんの肩を
ぽんぽんと押しつつ、優しい人だなと思いました。
その時私は、泣いてませんでした。
もう病院で一生分泣いたと思ったし、
家に帰ってきてからも様々な準備しながら、母と話をしながらいっぱい泣いたし。
なんだろう、なんていうんだろうな、
「ロック~さぁドライブに行こうね」って感じでした。
だってロックはまたここに帰ってくるし。
次に家に帰ってくるときにはロックがお骨になってることは
頭では理解してるんだけど、
ロックは別にどっか行かないし。ここに帰ってくるよ。って
私はそんな風にずっと思っていました。
そして同時に、
人の悲しみ、涙腺のポイントは、人によって違うんだなぁと
どこかぼんやりした頭で思ったのでした。
コメント
ワタシ、本当に相方パパさんが
ロックんのパパになってくれて良かったと
心の底から思いました。
本当に優しい人だなってそう思ったよ。
人それぞれ思いも考え方も違うから
涙腺ポイントも違ったりするんだね。
それを尊重できるロックママも優しいよ。
やっぱりロックん自慢のパパとママだよ。
※まろままさんへ※
あんなに泣きじゃくった相方さんを見たのははじめてだったので
びっくりすると同時に、なんだか微笑ましかったですよ。
優しい気持ちから来る涙を流せる人は、
悲しくても、幸せだと思います。
一緒になって泣いてくれる人がいてありがたいです。
相方さんは、実家で飼われていた(初代)二代目のロックの
最後に立ち会ってないから、余計に感情がこみ上げたのかもですね。
今回こうやってある意味思う存分お見送りできたので、
それが初代・二代目の供養にもつながるんじゃないかなって
後から話し合いました。
まろままさんにも、この度は
何度お礼言っても何度感謝しても足りないくらい
お世話になりました。
そばにいてくれてありがとう。
家族皆で感謝しています。